予算オーバーしないために!注文住宅で必要な諸経費を把握しよう!

予算オーバーしないために!注文住宅で必要な諸経費を把握しよう!

注文住宅を手に入れるための予算をたてるときは、土地の取得代や建物の建設費だけでなく、諸経費のことも考えなければなりません。
この諸経費は土地に関するもの、建物に関係するもの、住宅ローンの手続きの中で発生するものに分けることができます。
注文住宅の土地に関する諸費用には、売買契約書に貼る収入印紙代や、宅建業者と媒介契約を結んでいた場合に成約時に支払義務が発生する仲介手数料、登記申請費用などがあります。
建物に関係する諸費用には、建築請負契約書に貼る印紙代や地鎮祭・上棟式の実施費用、登記代、火災保険料などが挙げられます。
住宅ローンの手続きの中で発生する諸費用には、与信を行う保証会社に支払う保証料や融資事務手数料、団体信用生命保険料、抵当権設定登記費用があります。
土地や建物の代金は住宅ローンの借入金で賄うのに対し、諸費用は現金一括払いとなるケースがほとんどです。
注文住宅を購入する場合は頭金とは別に、諸費用を支払えるだけの現金も用意しておく必要があります。

注文住宅の建築コストを削減するポイントとは

自由設計の注文住宅であれば、施主さんが家造りのあらゆる部分にコミットできるため、自分たちが求めるこだわりの住まいを実現することが可能です。
他方で家造りにこだわるほど、建築コストが増加しやすいのも事実。
そのため注文住宅のマネープランに余裕がないのであれば、あらかじめ建築コストを削減するポイントについて、事前に理解しておくことが肝心です。
例えば工法だけでも、日本の伝統的な木造在来工法の家を建てることで、コスト削減には役立ちます。
このタイプの工法は大手ハウスメーカーから小さな工務店まで、幅広くあらゆる施工業者が対応しており、工法の効率化やノウハウの蓄積によって、予算にも柔軟な対応が期待できるからです。
またローコストな仕上材を選定することで、コストダウンを図ることも可能です。
例えば壁材はクロス材に、あるいは床材はビニール素材やプラスチック素材を多用する、さらにドアや造り付けの家具類は既製品にすれば、コストダウンも一層効果的になるでしょう。